さて日本での6月に結婚式を挙げるというのはつゆの時期でもあるのでなかなか難しいようですね。
日本で結婚式を何月にしたのかというアンケートをとったところ、一番多かったのが10月から12月にかけて結婚式を行ったというのが多いようです。 これはホテルのイルミネーションやクリスマスの関係から華やかな結婚式になったからという理由もあるようです。
意外にも最近は真夏にも結婚式が行われています。以前真夏の結婚式は避けられていましたが、最近では真夏の結婚式は料金が安めということもあって、意外と真夏に結婚式をする人も増えているそうです。
また逆に冬の結婚式も行われていますし、3月ごろの桜の季節の結婚式も増えているのが現状のようです。結婚式はいつやるのが良いということは特にありませんが、やはり6月は天気が悪いということもあって、ガーデンでの結婚式を予定している人にとっては辛いところだと思いますし、結婚式に参加する人も大変だと思います。
右の図は私がグラフ化したもので左は結婚した件数です
実は月別婚姻件数(2011年度 厚生労働省 人口動態調査)は12ヶ月中9位。真夏の8月、台風が多い9月、年の初めであわただしい1月、に続き予想外に不人気だという結果です。
もともとウエディング業界は6月は閑散期。梅雨の時期にあたるため、結婚式は敬遠されがちなのです。憧れのガーデンウエディングやフラワーシャワーも雨だと台無し。ドレスアップして訪れる招待客も大変です。
明治時代に発行された「東京風俗誌」によれば、かつての日本の婚礼シーズンは冬だったとか。当時は数え年で、新年と同時に歳をとっていたため、年齢が増える前の12月に結婚式を行うのが定番でした。現在では気候のいい3月と10月が人気を二分しています。
どうやらジューンブライドのジンクスが日本に入ってきたのは、閑散期に少しでもお客を増やしたいという業界の戦略だったようです。
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