「相性の良し悪し」決め手は何?

相性の良し悪しに関しては諸説あるのですが、人の相性を考えるうえでは“仮想類似性”がヒントになります。これは、仲のいい人の方が仲の悪い人よりも自分と似た性格であると思い込む傾向のこと。裏を返せば、人は自分と似た人ほど仲良くなれると思い込んでいるともいえるのです

この根底には、人間の「自分を肯定してほしい」という欲望があるそう。ならば、なるべく多くのポイントで自分と似ている人が“相性の良い相手”ということになるのだろうか?

「と、思いがちですが、重要なのは数ではなく深さ。いろいろなポイントで少しずつ共通点があるよりも、1つのことに関して細かいところまで一致している方が、人は相手をより自分に似ていると判断します。そして、その条件が自分にとって優先順位の高いものであるほど、より相性がいいと感じるのです」

脳で判断する共通性、一致性による判断とともに重要なのが、生理的な判断。たとえば、食べ方やニオイなど、五感に訴えかける部分で嫌悪感があるとないとでは大違いなんだとか。さらに、「相性が悪い」と判断する際は、ある条件が圧倒的な力を持っているという。

金銭感覚です。金銭感覚が違うと、行動が制限されるので、一緒にいる時間が苦痛になります。また、お金の使い方はほかの条件に比べて、人に合わせづらく、ボロが出やすい。さらに、人間は一度、合わない部分を見つけてしまうと“確証バイアス”が働き、どんどん合わない部分を探し出す傾向にあるんですよ」

ちなみに、男女間ではセックスの相性もマイナス要因になりやすいとか。では、どうしたら、相性のいい相手と巡り合えるのだろう?

偶然性を大切にする といいですよ。現代のコミュニケーションは、相手に合わせる風潮が顕著。ふとした会話で思わぬ共通点を発見したら、“相性がいい相手”である可能性は高いでしょう」

期せず見つけた意外な共通項こそが、相性のよさを見つけるヒント。

銀座No.1ホステスから心理カウンセラーに転身。東京中央カウンセリング主宰塚越友子先生の最近の記事から引用させていただきました。

tsukakoshi tomoko 1

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ヤナ ちゃん

投稿者プロフィール

私は還暦60才になり、いろいろな経験から、このサイトは真剣に結婚したいと考えている人たちに婚活に関するいろいろな情報を発信し、少しでも役に立ってくれればという思いで立ち上げました。私の父は世話好きで縁結びの神様といわれ仲人を30人位やっておりその影響で数多くの女性とお見合いをさせられました。その失敗や成功した体験は少し書いてみたいと思っております。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 彼岸になり実家へ久しぶりに行きました。 今年はかなり変化があるとのこと。消費税が上る前に家を建…
  2. 今年の会社の忘年会は盛り上がりました。 中々 いいだせなくて結婚に踏み切れないカップル。 去…
  3. デイヴ・リー・ロスが参加するのは実に1979年 (私が会社へ入社した年)以来、となるジャパン・ツア…
ページ上部へ戻る